今、私のPFは4390ipsと4595ミズホメディーのみで、あとはキャッシュポジションである。
中々銘柄を増やせないのは、地合いが悪いというのが大きな理由で、チャートのトレンドが壊れている銘柄が多いので、INできない。
私の場合、ロスカット基準を決めないいわゆる「心中銘柄」は1つだけとマイルールで縛っている。というわけでキャッシュポジションが多くなる。
今後の戦略については、いくつか考えているのだが、その一つが「ダウの犬投資法」である。
簡単に紹介してみたい。
ダウの犬投資法は、アメリカのトップマネジャーであったマイケル・オヒギンズという人が考案した投資戦略で、理論はとにかく「シンプル」である。
30銘柄で構成される「ダウ」から「配当利回り」の高い順に5つ(10とする場合も)買っていき、1年経った後で、もっともその中で配当利回りが低いものを入れ替えていくというものである。
これだけで、平均を遙かに上回るパフォーマンスを上げていたのである。
その視点は「超優良」「高配当」「割安」である。
配当利回りが高いというのは、何らかの理由で不人気な場合があることが多く、超優良株の地力で負け犬の復活にかけるという意味もある。
これを日本株でやろうとする場合、一般的に言われているのは「コア30」で「コアの犬投資法」ある。おそらく日本のファンドでもこれでポートフォリオを組んでいるところは結構あると思う。
で、私がやってみたいのは「中型株の犬」で、時価総額があまり大きくないものの中で、業績が悪くなく、高配当のものから5つ選んでやってみたいというのが、今の考えである。
このやり方だと「超優良」の視点は失われてリスクは高くなり、また銘柄選定に時間はかかるが、そのかわり中小型株ならではの大幅上昇の夢がある。例えば去年の太陽工機のような株を発掘できて長く持つことができたら良いなと。まあ、シンデンハイのように死ぬのもあるが。
今後の地合い次第でどうするかはまだ全然決めていない(できれば年末ラリーきてほしい)のだが、守りの投資法を採用すると決めた場合には、やってみたいと考えている。