さて、2日目の午後からはランチを食べて、その後戦略説明会。
ゲストスピーカーは英語でスピーチなので、通訳機も準備。本格的。
まずは、宮下社長のお話からスタート。
その翌日の月曜日の朝にはきちんとホームページにアップされていた。毎度のことながらipsのフェアディスクロージャーへの姿勢には恐れ入る。
⇒資料はここから
ipsの生い立ちの話がとても面白く、目まぐるしくここまで変化してきたのだなと実感。考えれば急成長しているinifiniVANもまだ4年目の会社なのだ。
印象深かったところを箇条書きでかくと
・もともと、日本に在留しているフィリピン人を対象にビジネスをしていたが、マーケットの小ささに限界を感じてフィリピンに飛び出した。
・フィリピンは平均年齢24歳、日本は48歳だが、2023年には日本の人口を追い抜く。大きな伸びしろがある。
・政府が特別法を作って応援するからとのことで、合弁会社としてinifiniVANは作られた。最終的に1年かけて大統領許可までることができた。これで未来が開けた。
・フィリピンの通信速度は遅くて高い。シンガポールを1とすれば、その7分の1程度のスピードで、通信設備も老朽化している。
・ミンダナオ島はヤシの木を電柱にしてみたり、非常に未発展。チャンスと考えている。
・CATVを通じて個人シェアを拡大する予定。
・5Gについては、2022年くらいから事業が軌道にのってくるのではないか。
・通信インフラについては、後発組の方が優位性がある。
・バックボーンが良ければ良いほどサービスも良くなる。8の字回線で安定的にする。2強のサービスに現状満足しているという回答がそこまでないので、シェアを奪えるのではないかと考えている。
・inifiniVANは学歴や職歴関係なしに泥臭い営業ができることが強み。
・日本式のネットワークを構築しようとしている。
・投資したものについては、早期の回収をいつも考えている。
・5Gのコアネットワーク機器についてはファーウェイ以外にしようと考えている。
という感じ。質疑応答も活発に飛び交った。
もう少し、質疑応答の時間が長くてもよかったかなという印象。
続いて、DICT(フィリピン共和国情報通信技術省)の方の基調講演。
英語で聞きながらだったのだが、フィリピンへの投資の話と、通信事情、そして今後のipsにも期待しているというお話だった。
続いて、海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)の岡田氏の講演。
国土交通省のやっている官民ファンドである。
ニュークラークシティの構想についてのお話がメインだった。
質疑応答の時間があったので、私もトップバッターに質問。
「JOINとipsは今何らかの協力関係はあるか。また無いとしたら今後何らかの協力関係を結ぶことがあるか?」
に対しては
「今のところない。ただし、今後可能性がないわけではない」
とのことであった。
ニュー・クラークシティについてもipsは今後進出すると思うので、いずれ何らかのつながりが出来てほしい。
最後は、CATVの社長のデニスさん
顧客はインターネットを望んでいたものの、大手の提案するインターネットが高くて遅いために全くビジネスにならなかった。そこにipsが現れたおかげで大きく変わった。まさに救世主だった。
ipsのおかげでここまでこれた。
というお話。
今契約を取ろうとしてきているミンダナオ島でも、同じように救世主としてCATV事業者とバンバン契約取ってきてほしい。
3時間ほどの説明会だったが、あっという間だった。
6 2日目夜
2日目の夜はオプションツアーでスペイン料理のお店に行った。
残念ながら天気が悪く、夕日が落ちるのを見ることはできず。
ここでもビュッフェスタイル。
次来るときはオプションツアーなしでも良いかなと。
そして、食事の後はオカダマニラに。
ここでルーレットと、チルさんに教わりながらブラックジャックをした。
ビギナーズラックでルーレットが当たり続けて、3万円ほど勝ち。楽しかった。
ホテルに戻ってバーで飲んでから就寝。夜中の2時くらいかな。